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面白い!

久しぶりに面白い本を読んだ

「水を石油に変える人 」山本一生著 文芸春秋社

文字通りの怪しげな話しに、あの山本五十六が熱中し、海軍あげての大騒動になるという内容

戦前の日本は石油の9割を敵対する英米からの輸入に頼っていて

それに強い危機感を抱き、石炭から石油を作りだす人造石油の開発に莫大な国家予算をつぎ込んでいたが、全く思うような成果が出ず…

そんな背景の中、水に薬品を混ぜて石油を作りだす事に成功したという男に、山本五十六や海軍首脳陣が興味を示し、海軍省の中で実験を繰り返すわけ

海軍は、船にしろ飛行機にしろ石油が無ければ話しにならないわけで

実験は成功したり、しなかったりで一喜一憂したりしながらも、その詐欺師のあまりの胡散臭さに徐々にインチキの疑惑が膨らんでいくさまが非常に面白い

特に、のらりくらりと化けの皮を現さない詐欺師に海軍側が罠を仕掛けるくだりなんかは、探偵小説みたい

結局、インチキと判断されるんだけど

じゃあ何故成功した実験があったのか…?とか色々謎もあるんだけど、その辺りについてはファジーな決着だったみたい

当時の海軍の切実な燃料事情とか詳しく知ることも出来て、とても読みごたえのある一冊でした







江戸信吾

秋晴れの日に






ノシメトンボかな?

バッチリ撮れたよねー





江戸信吾

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